お悩み相談 Q&A 普通学級を希望しています。特別支援学校判定と言われ、近く話し合いに行くのですが (会報2026年3月号より)
東京都・運営委員 片桐健司
〈相談〉 この4月に就学です。特別支援学校適と言われましたが普通学級を希望しています。先日、関係の方から、普通級に入るなら、トイレは一人で行く、オムツは卒業していないとダメ、勉強についていかれないから家で勉強のサポートも必要になる。支援級なら手厚いが普通級では先生の数が足らないから支援級みたいに支援は難しく、うちの子はおとなしいから先生に放置される、先生が不足している、先生は遅くまで働いていて大変だからよその県みたいにはできない、と言われました。
今度、小学校の管理職、特別支援教育コーディネーター、保育園園長と親とでどんなところを支援したら良いか話し合うらしいです。どう対応したら良いですか?
〈お答え〉 ここで言われていることはすべてまちがいです。小学校に入るのに条件はありません。どんな子でも小学校に入っていいのです。トイレができないとか、先生が少ないとかで子どもが学校に入ることを拒まれてはいけません。子どもにできないことがあれば周りが手伝えばいいのです。
困った人がいたら助けるのは人間社会では当たり前のことです。子どもだって同じです。手のかかる人、助けの必要な人はそこにいてはいけないという排除される世の中であってはいけません。学校だから無理なのではありません。どこでもできなければいけないのです。先生の手が足りないなら支援者をつけるなど、学校や行政は「合理的配慮」をしなければいけません。それは国際条約にはっきり書かれています。
こういう人たちを相手に、親だけで対応するのは、大変なことです。上からの物言いで、専門家意識丸出しであたかも親がまちがっているかのようにこの相談と同じようなことを言ってきます。普通学級などとんでもないと。へたに反論すれば、そこを突っ込んできますから、疲れるだけです。
まずは、相手に言いたいことだけ言わせることです。黙って聞いていて、最後にそれでも「普通学級に行くことが子どもにとって大事だと私は思っています。私の気持ちは変わりません」と言い切ることです。
あえて言うなら、
・法律にそう書いてありますか。法律ではどうなっていますか。
・障害者権利条約にはどう書いてありますか。
・障害者基本法はどうなっていますか。
・障害児は普通学級に入ってはいけませんか。
と聞いてみてください。
