お悩み相談Q&A 友だちとあまり遊んでないようにみえると担任から言われたが(2026年8月会報より)

東京都・運営委員 片桐健司

〈相談〉 いろいろありましたが普通学級に入学できました。担任もよくみてくれていてよかったと思っています。先日面談があったときに、その担任から友だちと遊んでいないようにみえる、遊びたい気持ちはありそうにみえるものの、自分から声をかけたり、遊びの輪に入ったりすることはあまりない、必要なら何らかの支援を考えるが…、と言われました。
世話好きの子の隣の席にしてもらうとか何かしたほうがよいでしょうか。

〈お答え〉 普通学級に入学され、元気で過ごされているようでよかったです。
 友だちについては、友だちの輪の中に入って遊んでいればそれはそれでよいことかなと思いますが、その子なりの休み時間の過ごし方があるので、なんとも言えません。本人がいやでなければそれで自然かと思います。無理に輪の中に入れたり、気の利いた子に友だちになってもらったりするのは、あまりお勧めできません。しばらくは様子をみていいのではないでしょうか。いろいろな活動の中で、自然と関係がうまれていくことがあるかなと思います。
 「支援」というのは、いろいろあるかと思いますが、先生が手伝うということでしょうか。その子のために何かするというのはわざとらしくて気になりますが、先生も休み時間に子どもたちといっしょに遊んで、その子にも声をかけるというのはよくあります。それで喜んでその子が入ればいいですし、無理に入らなくてもいいよという余裕は残しておきたいです。
 特に障害児という子ではないけれど、友だち作りのうまくできない子もいて、遊ぶ友だちがいないと先生の所にきて相手にしてほしいとアピールしたりします。
たまたま気の合う友だちが少なかったりする子もいます。子どもにはいろいろな性格があるので、それぞれですね。学級の人数が少ないと友だちができにくかったりするのですが、多いとひとりぐらい気の合う子ができてよかったなと思うこともあります。外に出るのが好きな子もいれば、教室で静かに過ごすのが好きな
子もいます。
 1年生の時に私が担任したその子たちがもう30歳代になっていて、ある子の結婚式に呼ばれて行ったら、そこにもう一人の子が来ていて、結婚した子は不登校になりかけていた子で、もう一人はあまり友だちがいないかなと思えた子でしたが、その子たちは小学校を卒業してもずっとつきあっていたことを知って、びっくりでした。
 子どもが今の状態をいやでなければ心配しなくていいと思います。支援はいらないかもしれませんね。