熊本でお会いできることを、楽しみにしております~第16回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会 inくまもと(会報2026年9・10月号)

第16回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会 inくまもと  実行委員長  植田洋平

 令和8年熊本地震により、高校全国交流集会の開催が心配されておりましたが、多くの皆様から温かいお言葉やご支援をいただき、無事に開催できることとなりました。皆様のご厚意に、心より御礼申し上げます。22年前、私はある高校を受験し、無事に合格しました。しかし、合格者説明会に出席した父に学校長から告げられたのは、「学校にバリアフリー化を求めない」「両親とも仕事を辞め、ヘルパーを雇って3人体制で息子さんの世話をする」「同級生の迷惑になるので、同級生には関わらない」。これらの条件を受け入れるなら入学を認める、という差別的な言葉でした。
 二度と同じ思いをする人を出してはいけない。その思いから、私は熊本県の仲間とつながり、誰もが共に学ぶインクルーシブ教育を求める活動を続けてきました。小中学校では、障害のある子もない子も共に学び、育ち合う教育が広がりつつあります。一方で、高校進学になると、突然その道が途絶えてしまうことがあります。「その子に合った場所で教育を」という、もっともらしい言葉をかけられても、分けられる側の私には、「友達から離れるのがつらい」「自分はみんなと違う存在なのか」「どうして一緒にいられないのか」という悲しみしかありませんでした。
 熊元には、熊本には、「高校でも共に学ぶべきだ」と、力強く声を上げ、活動をつないできた仲間がいます。そのバトンが受け継がれた結果、副実行委員長の廣岡映頼さんは、   2025年、普通高校への進学を実現しました。これは、長年にわたり熊本でつながれてきた運動の大切な一歩です。

 今回、全国から皆様に熊本へお集まりいただき、この集会を通して、さまざまな地域の声を聴かせていただきたいと思います。そして、共に学ぶことのできる社会を、ここ熊本からさらに広げていきたいと思います。
 皆様と熊本でお会いできることを、実行委員会一同、心より楽しみにしております。
期日 10月10日(土)・11日(日)
会場 熊本学園大学 14号館高橋守雄記念ホール
参加方法 現地参加・オンライン参加
参加費 3000円 大学生以下無料
最新情報は全国連ホームページをご覧ください。

*参加申込締め切りは、9月20日(日)を目安としています。特に準備が必要な配慮が必要ない場合は、受付用Google フォームは集会当日までオープンにしてありますので、よろしくお願いいたします。

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