「障害児を普通学校へ・全国連絡会」結成の背景

「障害児を普通学校へ・全国連絡会」は、1981年8月、"障害児が地域の普通学級に行けるように"を共通の願いとして、会員相互のネットワークづくりと情報の共有を目的に結成されました。

「共に生きる」という言葉はよく知られてきましたが、障害をもつこどもが普通学校に通うことには、まだまだ多くの困難があります。また、こどもたちにとって普通学校は、いきやすい場ではなく、たくさんの問題が山積みされています。
しかし、障害をもつこどもたちも、それぞれの地域でみんなといっしょに学び、育つことが、もっとも望ましい姿であることは、いうまでもありません。

障害のあるなしにかかわらず、ともに生き、ともに育っていく差別のない社会をつくるために、私たちは多くのみなさんに参加を呼びかけます。
障害があっても普通学校へ行きたい、通わせたいという本人と親の思いに共感する全国のみなさんが、ひとりでも多くこの運動を強め、広げる仲間になってくだされば幸いです。

みなさんの入会をお待ちしています。