第15回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会イン旭川 ~北の大地北海道にて10年ぶりの開催! 「な~んも、地元の高校へ行けばいいしょ!!」

実行委員長 佐藤 祐

2年に1度開催されている「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会を絶やしてはいけないと、前回の福岡に続き、15回目を迎える2024年に北海道・旭川市で開催することになりました。10年ぶりの北海道での開催になります。

日 時 2024年10月5日(土)~6日(日)対面開催
場 所 旭川市市民活動センターココデほか  旭川市宮前1条3丁目3ー30
参加費・資料代 大人3、000円(2日間)2、000円(1日間)
   大学生以下又は介助者で資料が不要の方は無料。
問合せ 第15回「障害児」の高校進学を実現する全国交流集会in旭川実行委員会
  事務局長 平田江津子
携帯電話 080ー9619ー3708
e-mail koukou.asahikawa@gmail.com

 私たちは、「共生社会」の実現のためには、学校において同じ場で共に学ぶインクルーシブ教育の実現こそが必要であると運動してきました。また、高校においても共に学び地域で暮らしたいと希望する子どもや保護者とともに、受験時の配慮や定員内不合格を出さないことを行政に要請してきました。その結果、少しずつ高校進学が可能となってきました。北海道では昨年の高校受験において、医療的ケアの方や重度の自閉症、知的障害の方が普通高校に合格したといううれしい報告がありました。しかし、高校受験では相変わらず適格者主義が根強く、厚い壁が立ちはだかっているのが現実です。

 どのような特性を持っていても、その子が希望する地域の高校で学べるように、入学拒否や合理的配慮の不提供に反対し、「同じ場でともに学ぶ」インクルーシブ教育をどのように実現していくか。――北海道で「対話」を大切にしながら進めてきたこの運動を、全国の皆さんと共有しながら議論を深めたいと思います。

 そして旭川市民に対し、インクルーシブ教育への理解とその機運の醸成が図られることと、更には、「障害」を切り口に現在の学校教育を〝当事者〟として経験してきた子どもたちが願う「未来の教育の姿」を対話を通して模索し、教育行政に提言したい。――これらを目的として全国の皆さんへ参加を呼びかけます。

 紅葉の中、美味しい食べ物と美酒、交流会も行います! ちょっと遠いですが、北の大地・旭川に「な~んも、来ればいいしょ!」お待ちしています!